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週末の夜に一気読み お仕事小説セレクション①

週末の夜に一気読み お仕事小説セレクション

最近あんまり本を読めていない…そんなあなた、ぜひ今週末はゆっくりと読書タイムを持ってみてはいかがでしょうか? 次の日もお休みなら、文庫一冊くらいなら読み終われるはず。というわけで、前回のコラムに続き、美人事編集部が星の数ほどある小説の中から、おすすめをセレクト。一気読み必至の「お仕事小説」をピックアップしました。

公務員のお仕事『県庁おもてなし課』


『県庁おもてなし課』有川浩/角川書店

『図書館戦争』で知られる有川浩著のお仕事小説。高知県庁内に設けられた新部署「おもてなし課」。やる気に満ちた若手職員・掛水と、アルバイトの多紀が、高知県の観光促進のために奮闘する様子を描く。2013年に錦戸亮主演で映画化もされた。

大手食品メーカー・クレーム係のお仕事『神様からひと言』


『神様からひと言』萩原浩/光文社

食品メーカー「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。しかし配属先は、お客様からのクレームを受ける「お客様相談室」。まるで言いがかりのようなクレームや常連クレーマーなどの処理に奔走する凉平。ラストは変わり者の上司・篠崎を含む仲間とタッグを組んで会社の古い体制に立ち向かう。2006年WOWOWドラマW枠でドラマ化。

辞書編集のお仕事『舟を編む』


『舟を編む』三浦しをん/光文社

変人編集・馬締(まじめ)を始めとした個性豊かな編集部員が、辞書『大渡海』の新刊に向けて辞書という奥深い世界に没頭していく姿を描く。書名の由来は「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」から。普段触れることのない辞書編集部の世界を垣間見ることが出来る。2013年、松田龍平主演で映画化。

さまざまな場面で奮闘する主人公たちに共感したり、学んだり…。いずれも読み終わった後の爽快感はバッチリ! 落ち込み気味、お疲れ気味のときこそ、お仕事小説で奮闘する主人公たちからパワーをもらいましょう!