午後になってもテカらないOLがしている3つの工夫
テカリの原因は皮脂です。皮脂の分泌は季節やホルモンバランスなどで変化しますが、これからの乾燥の季節もまた気を付けなければなりません。皮脂は肌を乾燥や刺激から守るためのバリア機能でもあるので、肌が乾燥すればするほど皮脂が分泌されてしまうのです。皮脂の分泌を程よくコントロールするには、「保湿」と「生活習慣」が重要。正しい知識と健康的なライフスタイルで、午後になってもテカリ知らずの美肌を作りましょう。
【1】洗顔
皮脂が気になるからといって、たくさん洗顔をすることは逆効果です。必要な皮脂も洗い流されてしまい、余計に分泌が促されてしまいます。洗顔は、朝と夜の2回で十分。特に夜はメイク落としも必要ですので、ゴシゴシ洗い過ぎるのは気をつけましょう。クレンジングは、肌への負担が少ないミルクやジェルタイプがおすすめ。水温はぬるま湯「32℃」を心がけましょう。皮脂は30℃以上で溶けだしますが、36℃を超えると必要な皮脂や水分まで洗い流してしまいます。石けんや洗顔フォームの泡立ちにも、水~ぬるま湯が適しています。
【2】スキンケア&ベースメイク
洗顔後のスキンケアもとても大切です。テカリが気になるからといって、化粧水だけしか使わないのはNG。乳液やクリームは、洗顔後の乾燥を防ぐための皮脂の代役ですので、少量でもきちんとつけましょう。そして手のひらでしっかり押さえて、肌がしっとり潤うのを感じてください。朝は、化粧水やクリームが肌に馴染んでからベースメイクをします。忙しくてもスキンケアとベースメイクには気を配りましょう。朝のベース作りが肌の乾燥=午後の皮脂分泌に大きく影響します。夜は、心身共にリラックスしながらのスキンケアが皮脂の分泌を正常化してくれます。もちろん保湿もしっかりと。
【3】睡眠
寝不足の次の日は、特に皮脂の分泌が多く感じることはありませんか?睡眠もテカリ防止には大切です。美肌のための睡眠は、午後10時から午前2時のエンジェルタイムが重要であるのと同様に「眠りはじめの3時間の睡眠の質を高める」ことも美肌効果があるといわれます。質のよい睡眠で成長ホルモンの分泌=お肌の再生と正常化をうながしましょう。入浴と寝る前のストレッチも、より睡眠の質を高めてくれます。体が温まるハーブティーも健やかな睡眠におすすめです。
まとめ
テカリが気になる時の応急処置は、あぶらとり紙で皮脂を軽く押さえ、フェイスパウダーを叩く程度にしましょう。皮脂をしっかり取りたい時は、あぶらとり紙で押さえたあとに乳液などで保湿をしてからメイクを直します。美肌は皮脂のバランスが大切です。多すぎても少なすぎてもテカリの原因となるので、日々の皮脂バランスと必要なケアを知ることがテカり知らずの美肌を手に入れるコツなのです。