「ナチュラルコスメ」はどう自然なの?ロハスなスキンケアコスメの本当を知ろう

「ナチュラルコスメ」はどう自然なの?ロハスなスキンケアコスメの本当を知ろう

コスメ

女子の美肌を毎日整えてくれるスキンケアコスメ。時代とともに進化してきた化粧品は美白などの機能性がアップする一方で、アロマやロハスブームによって、これまでも根強くあった自然派化粧品から「ナチュラルコスメ」や「オーガニックコスメ」というジャンルに変化しました。季節の変わり目のお疲れ肌に「ナチュラルコスメ」は人気ですが、この“ナチュラル”って一体何がどう自然なのでしょうか?種類もたくさんあるし、違いがよくわかりませんよね。そこで今回は、自然派化粧品を『無添加』『ナチュラル』『オーガニック』の3種類に分類し、その中から本当に自分に合ったものを探し出すための正しい知識とポイントをご紹介したいと思います。

【1】無添加コスメの本当

無添加コスメは添加物を使用していない化粧品ですが、正確には法律で表示指定されている102種類(香料を加えると103種類)の原料のうち、どれかひとつでも添加されていない化粧品のことをいいます。全く添加物を使用しない100%無添加は、全く自然のままでは短期間に腐敗してしまい、製品の安定性を考えるととっても難しいのです。例えば、防腐殺菌剤を使わないかわりにアルコールを使うなどをしていますが、化粧品に配合されている成分は安全性もまた厳しくチェックされ、製品化されているのです。無添加コスメは、自分が避けたい添加物をチェックしてから選ぶのがポイントですね。

【2】ナチュラルコスメの本当

コスメ

ナチュラルコスメは、自然由来の天然成分を配合した化粧品ですが、その原料には植物も鉱物も含まれます。またナチュラルコスメには、原料や天然成分の割合などに明確な基準がありません。そんなあいまいなジャンルの中で、植物由来にこだわったものを「ボタニカル」と呼ぶようになりました。他にも米や大豆、日本酒など天然成分をしっかりアピールしている製品も多くあり、作り手側は少しでも特徴をわかりやすく伝える努力をしています。ナチュラルコスメは、メーカーのこだわりと多く含まれる順に表示されている成分表示の天然原料をチェックして選んでみましょう。

【3】オーガニックコスメの本当

オーガニックコスメは、原料となる植物の有機栽培にこだわって作られた化粧品ですが、日本では無添加やナチュラル同様、明確な基準がありません。海外には「90%以上が植物成分」「その90%の内50%以上はオーガニック原料」「遺伝子組み換えの植物を使用しない」「化学香料は使わない」などの基準を設けた認定団体がありますので、それらの団体の認定コスメを選ぶことをおすすめします。オーガニックコスメは、原料の産地や製法などにも目を向けてみるとメーカーのこだわりが見え、楽しいコスメ選びができますよ。

まとめ

肌は季節や体調、年齢によってその都度変化します。化粧品を正しく理解し、肌の状態に合わせて「ナチュラルコスメ」や機能的な「美白コスメ」などを使い分けましょう。美肌&女子力が手に入りますよ。

女子ツク!スキンケアに関連する記事

この記事を読んだ人はこの記事も読んでます