忙しくたって手抜きはNG!働く20代女子のスキンケア
オフィスでの女子の肌は、毎日危険に晒されています。閉め切った室内の空気は乾燥気味だし、メイク直しも思うようにできない。帰る頃に見せるお疲れ顔は、もちろん仕事を頑張ったからだけど、一日で肌年齢が上がってしまったヘトヘト肌疲れのせいかもしれません。部屋に帰ったらそのまま寝ちゃいたい、そんなお仕事モード全開女子が美肌をキープするための、オフィスや自宅で気を付けるべき夏のスキンケアをご紹介します。
【1】[オフィスで]こまめに汗を拭いて、適度な皮脂を保つ
皮脂は、分泌過多になって酸化すると、肌荒れやニキビ、吹き出物ができる原因になりますが、一方で、乾燥や外的刺激から肌を保護する働きがあり、乾燥すればするほどどんどん出て肌を守ろうとします。必要以上に皮脂を分泌させないためには「角質層の水分量を保つこと」が大切です。この季節、オフィスで気を付けたいのは、汗。うっすらとかいた汗でも、放っておくと汗と一緒に肌の水分も蒸発してしまいます。汗をかいたらこまめにティッシュオフしましょう。乾燥対策用の化粧水スプレーも、かえって逆効果になるので気を付けて。
【2】[オフィスで・自宅で]夏のスキンケアは、全身の発汗バランスで決まる
運動不足やエアコンの影響で冷えて手足の汗腺の機能が休んでしまうと、顔などの活発な汗腺に働きが集中します。すると、老廃物を含んだドロドロ汗をかきやすくなり、それが余分な皮脂と一緒になって毛穴つまりや肌荒れを引き起こします。汗が多い夏のスキンケアには「全身の発汗バランス」が大切です。オフィスでは冷房温度に注意、手首や足首をストレッチして血流をよくしましょう。自宅では半身浴や有酸素運動など健康的な汗をかいて、普段から汗腺を鍛えましょう。
【3】[自宅で]しっかりメイクアップは、しっかりメイクオフで完成する
紫外線やメイク崩れが気になる夏は、落ちにくい日焼け止めやファンデーションを使う機会が増えます。なかなかメイク直しができないから、朝しっかり崩れないメイクをして一日の大半を過ごす、なんていうこともあるのではないでしょうか?そんなしっかりメイクアップには、「しっかりオフ」が大切です。肌を清潔にして休ませることが、次の日の化粧ノリをよくします。クレンジングは、肌への負担が少ないものを選びましょう。ミルクやバームがおすすめです。洗顔はよく泡立てて。ごしごし洗い過ぎには注意しましょう。洗顔後は、すぐに化粧水をハンドプレス。角質層にしっかり潤いを与えたら、乳液やクリームで閉じ込めましょう。
まとめ
忙しい時は、おろそかになりがちなスキンケア。1日の皮脂や汗、メイクを落とさずに寝てしまうと、一晩で肌年齢は10歳も老けるといわれています。忙しくたって手抜きはダメ。5年後、10年後の美肌は今からの毎日の積み重ねで作られていくのです。