20代前半から目指したい!マイナス5歳肌のつくり方 Part2
アンチエイジングのイメージが強く、20代前半の女子にはまだまだ先のことのように感じられる「マイナス5歳肌」対策ですが、『生涯美肌』を貫くために今から知っておいてほしいこととして、前回は「基本的な皮膚の機能と美肌ケア」をご紹介しました(20代前半から目指したい!マイナス5歳肌のつくり方)。その中から今回は、「表皮のバリア機能」を保つために『絶対にやってはいけないこと』をご紹介します。
【1】[絶対ダメ]一晩くらいなら大丈夫?メイクを落とさずに寝る
経験がある女子は多いかもしれません。飲み会やデートで帰りが遅くなり、はしゃぎ疲れて部屋に戻った途端、そのまま布団の中へ。気持ちはとってもわかります。でも、美肌のためには絶対にダメ。メイクを落とさずに寝てしまうと、一晩で肌年齢は10歳も老けるといわれています。それは、メイクの成分と毛穴から分泌された皮脂が混ざり合って酸化し、汚れた脂が顔中にベタベタついている状態だからです。クレンジングと洗顔で清潔な肌に戻してから寝ましょう。どうしてもムリという時は、せめてメイク落としのシートやコットンで表面の汚れだけでも取って。その場合は擦りすぎに注意して、翌朝しっかりリペアケアをしてね。
【2】[絶対ダメ]太陽は友だち?紫外線なんて気にしない
初夏の5月から8月の夏本番にかけて、紫外線はどんどん強くなります。海や屋外のレジャーイベントで日焼け止めを使用している女子は多いと思いますが、日常生活ではいかがですか?紫外線は肌の水分保持機能を低下させ、後のシミやしわを増やす一番の原因です。日焼け止めを上手に使って、夏の強い紫外線から肌を守りましょう。
日焼け止めの成分には、大きく分けて「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2つがあります。「紫外線吸収剤」は、長時間のUVカット効果があるけれど、肌への負担が大きいのでどうしてもの時の海やレジャー向け。「紫外線散乱剤」は、UVカット効果が短く白浮きするものもあるけれど、肌への負担が軽いのでデイリーユースにおすすめ。いずれも、日焼け止めには表皮をプロテクトする成分が多く含まれるので、メイク落としと保湿は念入りに。美肌のためには、毎日のケアが大切です。
【3】[絶対ダメ]気になるから仕方ない?ニキビや角栓は自分で取りのぞく
気をつけていても、ホルモンバランスの乱れからできてしまったニキビや小鼻のぶつぶつ角栓は困りものです。そんな時、すぐにでも治したいからといって、自分で取り除くのは絶対にダメ。ニキビを自分で除去するコメドプッシャーや角栓を一気に抜きとる毛穴パックなどがありますが、きちんと元の美肌に戻すためにはそれはとっても危険です。余計にニキビが悪化したり、開いた毛穴がそのままの状態になって新たな角栓ができやすくなってしまったり、もっと大きなトラブルになる可能性があります。
もしニキビができてしまったら、まずは肌を清潔に保ち、自然に治るのを待ちましょう。どうしても待てない時は皮膚科に行くことをおすすめします。もしぶつぶつ角栓ができてしまったら、毎日のホットクレンジングと洗顔で根気よく角栓を取り除き、トーニングローション(収れん化粧水)で毛穴を引きしめましょう。時々フェイシャルエステで毛穴ケアをするのもおすすめです。
まとめ
表皮のバリア機能は、外界の刺激から最前線で肌を守ってくれています。日焼け止めで援護し、自宅に帰ったら、メイクや皮脂、ほこりなどの汚れをさっぱりきれいに落として、次の日のために表皮を労わってあげてください。そうすれば「マイナス5歳肌」なんてなんのその、『生涯美肌』のために毎日頑張ってくれますよ。