20代前半から目指したい!マイナス5歳肌のつくり方

20代前半から目指したい!マイナス5歳肌のつくり方

マイナス5歳肌のつくり方

テレビCMや雑誌広告でよく目にする「マイナス5歳肌」。アンチエイジングのイメージが強く、20代前半の女子にはまだまだ先のことのように感じられると思いますが、『生涯美肌』を貫くために今から知っておいてほしいことがあります。私たちの美肌は、【1】表皮のバリア機能【2】真皮のスプリング機能【3】皮下組織の栄養と老廃物の運搬機能で保たれています。それぞれの機能を正しく理解し、さらに肌年齢を若返らせる美肌ケアをしましょう。

【1】[今日からスタート]表皮のバリア機能

外側からの刺激から肌を守り、内側の水分や栄養分を閉じ込める役割を持つ表皮。この機能が正しく働いていると、肌の乾燥を防ぐことができるため、角質の水分量が保たれ、うるおいのある輝く肌になります。
表皮の一番外側にある角質層は、わずか0.02ミリほどしかないので、過剰な摩擦や水分不足によって層=バリアが簡単に崩れてしまいます。バリアが崩れると内側の水分までも蒸発しやすくますます乾燥が進行し、肌はカサカサざらざらになり、シミもできやすくなります。この仕組みに年齢は関係ありませんね。洗顔やメイク時の肌の摩擦に気をつけて、十分な保湿をし、表皮のバリア機能を整えることで、今よりもずっと肌年齢が若返りますよ。

【2】[今日からスタート]真皮のスプリング機能

表皮が守っている内側の栄養分、それが真皮にあります。「ヒアルロン酸」「エラスチン」「コラーゲン」「繊維芽細胞」で構成されていて、肌のハリや弾力を維持する「スプリング」のような役割を持っています。これらの美肌成分は体内で生成されるのですが、残念ながら年齢を重ねるごとにその生成力が弱まり、20歳くらいから成分が減っていき、40代で急激にその変化を感じるようになると言われています。また、紫外線やストレスなどで体内に発生する活性酸素や栄養バランスの悪い食生活も、美肌成分の生成力を低下させる原因のひとつだそうです。
年齢による影響はすぐにピンとこなくでも、活性酸素や食生活の影響を減らすことは肌ケアだけでなく健康にとても大切。紫外線ケアやストレス解消法、バランスのよい食生活を実践すれば、体内で美肌成分がどんどん作り出され、肌の老化も遅らせることができるのです。

【3】[今日からスタート]皮下組織の栄養と老廃物の運搬機能

「毛細血管」「リンパ管」が通っている皮下組織。表皮の代謝や真皮の美肌成分生成のための栄養素を運び届け、老廃物を排泄する役割を持っています。せっかく表皮のバリア機能を守り、真皮の美肌成分のもとを食べても、血液やリンパの流れが悪いとすみずみまで栄養が行き届かず、老廃物が体内に滞り、顔色が悪くなったり、むくんだりします。
血流やリンパの流れをよくするには、筋肉を動かすことが大切です。仕事をしながらできる表情筋エクササイズで皮下組織の働きを促進しましょう

まとめ

アンチエイジングの代名詞と思われた「マイナス5歳肌」ですが、実は年齢関係なく、20代の今からケアをスタートすることで『いつまでもマイナス5歳肌』をつくることができます。まわりにいる肌美人に聞いてみてください。ご自分でも知らないうちにこの『生涯美肌ケア』を実践していると思いますよ。

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