関東でも今年初の雪が降り、寒さも本格化してきた今日この頃。年明けの仕事がたてこみ、大忙しになるこの季節に気をつけたいのが風邪やインフルエンザ。仕事に穴を開けることができないキャリアウーマンたちは、さまざまな風邪予防対策をしています。しかし良かれとやっている対策が意外と間違っていることも…。予防対策のウソ・ホント、あなたは大丈夫ですか?
石鹸より除菌ジェルの方が効果的
これはウソ。ここ数年普及してきた抗菌ハンドジェル。水を使わずに手を消毒できることから、常備しているオフィスも多いのではないでしょうか。(かく言う「美人事編集部」も出入口前に抗菌ジェルが置いてあります)しかし、過信は禁物。やはり手荒いは昔ながらの石けんと温水がベスト。少なくとも15秒間、指と指の間から手の甲まで洗うこと。風邪ウイルスが付着している手すりやドアノブなどのに触ると、簡単に感染してしまうそう。こまめな手洗いは風邪予防にいちばん効果のある方法です。
ビタミンCで風邪を予防
実はこれもウソ。ビタミンは骨や歯など組織の成長や修復に欠かせない栄養素だけど、病気を予防したり治してくれるものではありません。しかし最近では「風邪のつらさが多少緩和される」というのも実証されつつあるそう。風邪には効果がないけど、美白や美容に一役買うイメージのビタミンC。いずれにしろ女性には欠かせない栄養源です。
「細菌」と名のつくものには良いものはなし
なんとこれもウソ。「細菌」は悪いものばかりではありません。たとえば「善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)」。ヨーグルトなどのCMでよく聞くこの細菌は、腸内環境を整え、コレステロール過多を防ぎ、一般的な感染に対する免疫系を強化する役割もあるんだそう。発酵乳製品のほか、キムチ、みそ汁などにも含まれています。
まとめ
風邪予防のウソ・ホント、意外な事実は他にもたくさんあるので「これは風邪に効く!」と思い込む前に一度調べてみるのが良いかもしれません。そしてどんなに頑張って予防していても体調を崩すことはあります。そんな時は周りにうつしてしまう可能性も考慮し、あまり無理せずにお休みするようにしましょう。