冬の乾燥、お肌もカサカサ、女子にとっては大きな問題です。保湿用のクリーム、化粧水などでお手入れしていても、しばらくしたらまた乾燥で肌がツッパリ気味…。そんな冬の乾燥の原因と今すぐできる対応法について調べてみました。
皮膚の乾燥の原因は・・・
お肌が乾燥する原因は実は季節的なものだけではありません。湿度、日焼けはもちろん、なんとお風呂の入りすぎや洗いすぎまでもカサカサの原因になります。さらに、アトピー性皮膚炎や、皮脂が出なくなってカサカサになる老人性の湿疹など、病気や加齢まで乾燥の原因になるのです。
今すぐ実践!正しい保湿法
乾燥した肌には何よりもまず、保湿剤でうるおいを与えることが大切。基本は洗顔後、化粧水をつけて、そのうえから乳液を。その際の注意点は、洗顔後すぐに化粧水をつけること。時間が経てばたつほど肌の水分は失われていきます。タオルドライをしたら一秒でも早くつけることが大事。乳液の後はさらに保湿クリームを塗ると効果てきめんです。
おすすめの保湿剤
ひとことで保湿剤といっても、たくさんの種類がありどれを選ぶか迷ってしまいます。どんな種類が自分の症状に合っているのか、どのように塗れば良いかなどは、薬局などで相談するのが良いでしょう。 代表的な保湿剤に含まれる成分を簡単に説明すると…
- ・ワセリン……肌表面に油脂性の膜をつくり、水分の蒸発を防ぐ。使用感がベタつくけど、刺激は無く保湿効果も高い。
- ・セラミド……細胞間脂質物質の一種、セラミド。保湿効果があり、お肌に柔軟性を与える。
- ・尿素剤……角質の固い部分を取り去るはたらきがある。含有量が高いと保湿効果は上がるが、刺激を感じること。
- ・ヘパリン類似物質…… 角質の水分含有量を増加させ、皮膚のうるおいも保ってくれる。さらに血行を良くするはたらきも。
どんな保湿剤でも大事なのは毎日、こまめに塗ること。そのためにも自分が使い心地の良いものを選ぶようにしましょう。他にもエアコンには直接あたらないように、加湿器もきちんとつけるなどの工夫も大切です。