敵は意外なほど身近に!?女性の独立を阻む3つの壁

敵は意外なほど身近に!?女性の独立を阻む3つの壁

女性の独立

人気ブロガーのはあちゅうさんのように、会社員を卒業して独立を目指す女性をSNS上で見かけるようになりました。私自身も会社員からフリーランスへと独立して4カ月が経ち、良い時も涙した時もありましたが、お客様や周りのメンターに支えられて何とか生きていけるようになりました。そこで今回、これまで私が経験したものを含め、独立の初期にありがちだけれど乗り越えなければならない3つのヒトの壁をご紹介します。

顔見知り程度の知り合い・同僚会社員

人は噂話が大好きです。他人の不幸は蜜の味とはよく言ったもので、リスクや不確定なことがあればあるほど面白そうにみえるのです。そんなに親しい仲ではなかったけれど、何か始めようとする時に限って単に話を聞きたがったり、求めてもいないのにアドバイスをしてきたり。「そういえば○○さん、独立するんだって~」「えー!あの人いったい何するの?儲かるの?」と憶測で噂話をされることも。ただでさえ孤独になりがちな独立時、変な噂を立てられてはイヤだな。と思うこともあるかもしれませんが無視して大丈夫。先輩経営者や旧知の友人や同僚は、あなたを応援してくれているはずです。そちらに目を向けましょう。

ちょっと遠い親戚

未婚ならば結婚は?既婚ならば家庭との両立は?お金は大丈夫?親の老後はどう考えてる?そんなに頑張ったら体に負担はかからないの?独立って会社を作るってこと?と、詳細を知らないのにマシンガンさながらの不安を親身になって撃ち込んできます。でも、彼らに悪意はありません。「独立=従業員のいる会社」というものイメージしているので、とにかくお金も時間も手間もかかるのでは?と思っているケースがほとんど。そもそも独立という意味が年代によって食い違っている可能性もあります。独立とはいえ、フリーランスからなどスモールスタートできるのが今の時代の良いところ。そこを踏まえて一から説明するか、知り合いの会社のお手伝い程度ではじめるんです。と切り抜けてもいいでしょう。

自分自身

本当の敵はこれです。自分自身。1人でやるにしても、ビジネスパートナーと一緒だとしても、独立の時はありとあらゆる決定権が自分にあります。仕事の時間や場所はもちろんのこと、ビジネス戦略、お客様の集客、広告、サービスの内容、価格、印刷物一つにしても資材の調達など挙げればキリがありません。「なぜその判断をするのか。それは最適なのか」を常に考える必要があります。不安から周りの人に相談することもありますが、最後の判断は全て自分に返ってきます。不安になる自分に対して、もう1人の自分がどれだけ励ましてあげられるかがポイントです。

まとめ

独立は文字通りひとりで立つことを指します。よく「経営者は孤独だ」なんて話を聞きますが、独立してようやくその意味を知りました。もちろん周りには応援してくれる人や仲間もいますが、基本的には自分のことは自分で決めて守っていかなければいけません。「大変だな」と思う壁はこれ以上にたくさんありますが、振り返ってみるときちんと歩いた道ができていることに感動することの方が多い気がします。

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