「フリーランスとしてやっていく」という決意の前に!知っておきたい”べからず”集

「フリーランスとしてやっていく」という決意の前に!知っておきたい”べからず”集

フリーランス

好きな時間に好きな場所で働けて、頑張り次第で会社員より稼げて…”フリーランス”って何だか夢のような職業ですよね。人間関係の悩みもなくなるし通勤地獄とサヨナラできるし、良いこと尽くし!しかしたくさんメリットがある一方で、受注が安定しなかったり急に仕事がなくなる怖さもあります。発注者と長く付き合っていくために、やってはいけないことは知っておきたいもの。そこで今回は、フリーランスでやっていくと決意する前に知っておきたい”やっちゃいけないご法度行動”をご教授します。

その①:何もかも自由だと思うこと

時間に縛られず、自分の好きな仕事をやれるイメージから「フリーランスはオール自由」だと思いがちですが、それは大きな間違い。実は、逆に不自由な面もあるんです。例えば体調を崩したとき、会社に勤めていたら有給を使って休めますが、フリーランスだとその日一日の収入はゼロ。体調管理にも人一倍気をつかわなければ、死活問題になりまねません。他にも、前の日に飲みすぎちゃって朝起きれなかったり、平日に映画を観ちゃったり…働く時間が決まっていないぶん、ついついダラダラしてしまうこともあったりして。フリーだからといって、毎日が日曜日というわけではありません。自分を律しながら働かなければいけないので、自由ではないことを忘れないようにしましょう。

その②:簡単な経理の知識をもスルー

売れっ子になってきたらお金を管理するために会計士を雇うかもしれません。しかし、最初のうちはすべて自分でやる人がほとんど。請求書や領収書などのお金まわりのことをしっかり理解しておかないと、あとから後悔することになるかも。
1年目で意外と見落としがちなのが、住民税や所得税の徴収。これらは前の年の分を徴収されえるので、サラリーマンとしてバリバリ働いていた人は、特に注意が必要。最初の1年は収入も安定していないことが多いので、このことを知らなかったら結構キツイかも。こういった”基本的だけど実はとても重要なこと”も知っておかないと、いざというときに困っちゃいます。自分のスキルを磨くことばかりに精一杯にならないで、簡単な経理の知識は学んでおきましょう。

その③:なんでもかんでも安請け合いしちゃう

安請け合い

フリーランスになりたての頃は、仕事を依頼されるとうれしくて何でも引き受けちゃうと思います。しかし、初めに安売りすると「この人はこのくらいの値段でいいんだ」と価格設定を低くされちゃう可能性大。一回そうなると、あとから値上げするのは難しいです。自分の生活のことも考えた上で、値段の交渉をしましょう。
また、ある程度キャリアを積んでいる人でも「すべての契約が切られたらどうしよう…」と複数の仕事を大量に受けすぎちゃうこともあると思います。すべての仕事が中途半端になったり、穴をあけちゃったりしたら本末転倒。自分のできる範囲で請け負うように心がけてください。

まとめ

絶対にやっちゃいけないのが締め切りを過ぎてしまうこと。”大作家”や”大先生”と呼ばれるような芸術家や小説家だったりすると許してもらえるかもしれませんが、単なるフリーランスの場合、絶対にNG。発注者としてまず見るのは、クオリティの前に”しめきりをちゃんと守れるかどうか”です。約束を守れない人には仕事を任せられません。長く付き合ってもらうために、ルールやマナーをしっかりわきまえて”信頼できるフリーランス”になりたいですね。

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