苦手な上司の攻略法満載!バイブルにしたいお仕事漫画4選

苦手な上司の攻略法満載!バイブルにしたいお仕事漫画4選

苦手な上司の攻略法満載!バイブルにしたいお仕事漫画

どうでも良いことをネチネチ注意されたり、言い方がキツかったり…直属の上司ではなくても「なんかこの人苦手だなあ」と思う人、いませんか?学生の頃は気の合う人とだけ付き合うことができましたが、社会人ともなるとそうも言っていられないのが現実。なるべく関わらないように距離をとっていたとしても、どうしても付き合わなければいけない場面も出てきたり…。どうせ接するのなら、円滑に仕事を進めるために良好な関係を築いておきたいもの。そこで今回は、上司のタイプ別に上手に付き合うためのコツをご紹介します。

【細かいミスを延々と非難する「ネチネチ系上司」】

ネチネチ系上司

「ソラニン」(浅野いにお/小学館)は、種田成男と井上芽衣子を中心として、夢を追うか、現実を生きるかの葛藤を描いた物語。
ヒロインの芽衣子は、地味ぃ~なOA機器メーカーで働いていますが、その部長が「ネチネチ系上司」なのです。「ネチネチ系上司」の特徴は、書類のホチキス留めから、印刷範囲の余白指定まで、「どうでもいいじゃん」と思ってしまうような細かいミスについて、10分も20分も延々と非難します。そのうち「そもそもの勤務態度が~」「将来の結婚が~」と、ホチキスから関係ないことにまで飛び火する危険も。細かい点まで注意してくれるのはありがたいかもしれませんが、そもそも鼻毛が出ているような上司には言われたくないですよね?

【手のひら返しはお手の物?!下心見え見えな「セクハラ系上司」】

セクハラ系上司

さっきとは打って変わって、下心見え見えなアプローチに芽衣子もドン引きしているシーンです。さっきまで怒鳴っていたのに、急に気分がコロコロ変わってしまう上司というのも、一緒にいて気疲れしてしまいます。さらに上司の顔色が気になって集中できなくなると、仕事の効率が下がりがち。この手のタイプとは、できるだけ距離をとっておきたいところです。

【ネチネチとセクハラのダブルパンチ「ハイブリッド系上司」】

ハイブリッド系上司

「これだから女は~」とか、「男のくせに~」といったセクハラ発言に、耳にタコができている人も多いのでは?自分のミスを「あいつは女だから~」と、ネチネチと非難し続けるような「ハイブリッド系上司」も注意が必要です。どれだけ努力した結果でも、「女だから~」「男のくせに~」と言われると、誰でもカチンときますよね。
「働きマン」(安野モヨコ/講談社) の堂島保は、男のようにバリバリ働く松方弘子をなにかと目の敵にしている編集者です。堂島は松方と同じ編集者という立場ですが、こんなことを上司から言われた日には辞表のひとつも叩きつけたくなるかもしれません。

■嫌いな上司と上手に付き合うためのコツ

どれだけ距離を取っていても、仕事となれば上司と顔を合わせないわけにはいきません。どうせ付き合うなら、できるだけ良好な関係を築いておきたいところ。嫌いな上司と上手に付き合うコツとは!?
1:受け流しの構えをとるべし!
受け流しの構えをとるべし!
「働きマン」(安野モヨコ/講談社) に登場する野川由実はそんな上司をしなやかにかわします。むやみに反抗すると、相手もムキになってしまうもの。真正面からぶつかるよりも、さらっと受け流す対応がベストです。話を聞いてあげることで、むしろ可愛がってもらえるようになるかも?

2:決然とした態度を取るべし!
決然とした態度を取るべし!
「これ、できるよね?」と頼まれて、断り切れないときはありませんか?例え相手が重役だとしても、時にはスッパリ断ることも大切!
「ミッドナイト・セクレタリ」(大海とむ/小学館) に登場する常務・当麻杏平は、優秀な仕事ぶりの半面、「わがまま・横柄・女性にだらしない」の三拍子がそろった上司です。彼の下で働くことになった敏腕秘書・里塚花夜は、常務の誘い(残業)も笑顔で断っています。笑顔ではっきり断られると、なかなかの迫力です。下心見え見えのお誘いも、無茶な残業も、にっこり笑顔と決然とした態度で乗り切りましょう。

3:身だしなみはきちんとすべし!
身だしなみはきちんとすべし!
「サラリーマン金太郎」(本宮ひろ志/サード・ライン)は、かつて暴走族の頭として関東にその名を轟かせた矢島金太郎が、建設業界に風穴を開けていく、痛快なストーリー。
史上最強のサラリーマンとまで言われる金太郎ですが、入社して2日目には身だしなみを咎められています。
服装ひとつで「クビ」とまで言われるほど、社会人としての身だしなみは基本!だらしない服装や髪型は業務にも障ります。上司から指摘される前に、オフィスにふさわしいファッションを心がけ、隙を見せないことが大切です。

■上司のせいで会社を辞めたいときに思い出してほしいこと

上司によるストレスや、人間関係のこじれから「会社を辞めたい!」と思うこともあるでしょう。自分自身のために、中には転職サイトをめぐっている人もいるかもしれません。でも、あなたが辞めたいと思った職場は、あなたが思っているより、ずっとよい職場なのかもしれません。

1:仕事の責任をとるのは誰か?
仕事の責任をとるのは誰か?
「働きマン」(安野モヨコ/講談社) では、記事を巡って松方がデスクと衝突!デスクは、松方が仕事で活躍する裏で、上司である編集長が支えてくれていることを告げます。部下の失態は、最終的には上司の失態。重要な仕事を不用意に任せるのは、自分の首を絞めることになりかねません。「好きにしろ」と放置されたり、面倒な仕事を任せられたりするのは、案外部下のことを思っての行動かも?

2:任せられた仕事は、信頼の証かも?
任せられた仕事は、信頼の証かも?
「ミッドナイト・セクレタリ」(大海とむ/小学館) の常務・当麻の秘密を知ってしまった花夜。口封じに何をさせられるのかと思えば、上司の口から思いがけない好待遇の条件を言い渡されます。
普段むちゃぶりとワガママのオンパレードな上司なのに、実は花夜の仕事ぶりをしっかり評価していたのです。ダメダメ上司に見えても、上司は上司。優秀な部下は手放したくないものですし、仕事も安心して任せられます。
たくさんの仕事や、長い間継続し続けるような仕事を任せてもらっているなら、それは上司からの信頼の証かも?

【まとめ】

いかがでしたか?今回ご紹介した漫画は、実際に会社でも問題になっていそうなリアルなものばかり。女子ツク!読者の中にも、同じようなことで悩んでいる方もいたりして…。なかなか自分では立ち向かえないような上司も、漫画ではしっかり成敗してくれているので読んでいてスカッとできます。きっと、主人公が奮闘する姿に勇気をもらえるはず。上手く付き合っていく方法もしっかりアドバイスしてくれるので、参考になること間違いなしです。彼女たちのように、明日からのオフィスワークも頑張っていきましょう♪

■今回紹介したコミックはこちら!

ソラニン
「ソラニン」(浅野いにお/小学館)

働きマン
「働きマン」(安野モヨコ/講談社)

ミッドナイト・セクレタリ
「ミッドナイト・セクレタリ」(大海とむ/小学館)

サラリーマン金太郎
「サラリーマン金太郎」(本宮ひろ志/サード・ライン)

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