会社のせいにする前に!自分を振り返ってみませんか?

会社のせいにする前に!自分を振り返ってみませんか?

会社のせいにする前に!

頑張って(もしくはそれなりに)働いているのに、思うように成果が出なかったり報われなかったりして、先が見えない。「会社辞めたいなぁ…」と思ったことのある女子は少なくないはず。でも、ちょっと待って。その場の勢いで辞めてしまうのはケガのもと。もちろん後戻りなんてできません。そんなときこそ冷静さが必要です。そこで今回は転職を考えた際に、フラットに考えるためのポイントをお伝えします。

辞めたい理由を書き出して、眺めてみる

頭の中で考えているだけだと、無意識のうちに独りよがりになってしまいがち。「なんで辞めたいんだっけ?」「本当に後悔しない?」思ったことをできるだけ具体的に書き出してみましょう。書いて眺めてみることで客観的に自分を見つめることができます。更に、書き出した文章を主語が誰か?を意識して見てみましょう。主語が自分ではなく他人になっている場合は要注意!他責思考になっている可能性が高いです。転職活動の際にその理由を説明できますか?厳しいようですが、転職の理由を他人のせいにしているような人を受け入れたい会社はありません。他人の行動は変えられませんが、自分の行動はすぐに変えられます。改善できるかやってみてからでも遅くはありません。

入社してからお世話になった方を思い返してみる

今は当たり前に仕事ができるあなた。そんなあなたにも入社当初は仕事のやり方を教え、フォローしてくださった先輩や上司などがいるのではないでしょうか。あなたが一人前になることを期待して時間を惜しまず育ててくれた方へ、恩返しはできていますか?もしできていないのなら、退職だなんてもってのほか。まだまだ現職でやれること、やるべきことが山ほど残っているはずです。仕事で恩を受けたなら、仕事でお返しするべき。つまり、その方々があなたの成長を喜んでくれるような成果を出してからでも遅くないということです。目指すは、与えてもらいっぱなしではなく、ギブ・アンド・テイクができる関係ですね。やり残したことがないかを振り返ることにも繋がると思います。

辞めた後の生活を想像してみる

辞めた後の生活を想像してみる

転職というのは、ほとんどの場合が現状に何らかの不満があって、その状況を改善するためにとる手段です。気をつけたいのは、現在の会社への不満が強く、辞めることが目的になってしまっていること。それはいわゆる「逃げ」であって一時的な解消でしかありません。しかも、一度逃げてしまうと、その癖がついてしまい改善するのに労力がかかります。その場合は転職を留まり、今の環境でがんばってみてほしいな、と思います。また当然のことですが、会社を辞めると履歴書にはその経歴が残り、転職活動の際には理由を聞かれます。今辞めて後悔はしないのか。何をより良くしたくて辞めるのか。実際に実現できそうか。…転職後の生活を想像してみましょう。当然、収入がなくなるので生活していけるのか金銭面はより細かく計画を。

【まとめ】

もちろん転職をきっかけに新しい自分の可能性が見つかるケースもたくさんあります。セクハラやパワハラなど理不尽な環境をやりがいと引き換えに我慢するなんて30年前の価値観。自分の可能性をひろげたり、より自分らしく生きるための転職は大賛成です。でも、せっかくならいまいる会社でできることをやりきってからでも遅くないですよね。そして、できれば転職先でも前職の会社を誇れるような、そんなキャリアビジョンを描いてほしいと思って記事を書きました。

女子ツク!流キャリアに関連する記事

この記事を読んだ人はこの記事も読んでます