営業女子が語る、お客さまからの「感動の一言」

営業女子が語る、お客さまからの「感動の一言」

感動の一言

「営業」…それは会社の最前線でお客様と向き合わねばならない、精神的にも肉体的にもタフなお仕事。テレアポしては断られ、ハイヒールをすり減らし、商談しても勝率100%なんてありえない。それでも素晴らしいお客様との出会いがあれば、辛さも帳消しになる。キツイ・ツライと思われがちな営業ですが、数年もすれば涙なしには語れない営業秘話もできてきます。今回はやっていてよかった!と思える営業ならではの「思わず涙してしまったお客さまからのひと言」をご紹介します。

「どれだけ断っても、断っても、あなただけは諦めなかったよね。」

この言葉、実は私がお客様からいただきました。今では、プライベートでも7年来の友人としてお付き合いしている方に飲み会の席で言われた言葉です。当時、1年以上も取引を断られ続けたのですが、どうしてもお取引したくて、ことあるごとに連絡をしていました。すると、ある日突然、お客様から電話をいただき「取引したい」と商談の席に呼んででいただくことに。理由は、断ってもあきらめない姿勢に根負けしたそうです。念願叶った取引に、あー諦めなくて本当によかった!と思えた出来事でした。

「〇〇さんが担当じゃなくなったら、取引やめます。」

取引先とのお付き合いも長くなってきた頃、会社の都合で異動や担当変更を命じられることもしばしあります。営業としても、長くお付き合いしてきたのだから離れたくない!そう思ってもサラリーマンの宿命として、お客様にお別れを告げねばなりません。そんなときに「あなた以外の方なら取引を辞める!」と言われようものなら、これまで二人三脚で走ってきた思い出が走馬灯のように駆け巡り、涙。最後は「お客様のご意向」という大義名分で担当変更は逃れることもできたりして。

予算?いいよ、決めて。

感動の一言

営業をしていて、やっぱり気になるのは取引予算。お客様の年間予算は把握しつつも、全部いただけるとは限りません。コンペ商談のときだってあります。精一杯の提案をしたあとは、期待と不安を抱えて会社に戻ります。そして、結果のお電話で「今回はお願いします。予算は、〇〇さんが決めてください」と言われたときの喜びたるや!全信頼をいただけたことのうれしさと責任感でいっぱいになります。

【まとめ】

私自身、かつて5年ほど法人営業をやってきました。9割くらいは辛いことばかりでしたが、その分残り1割の喜びが心の支えになっていました。今思うと、そのときのお客様がその後、何年も続く友人になったり、メンターになったりとありがたい財産になっています。あのとき苦労して本当によかった!と思えるのは、人との出会いが多い営業の良さかもしれません。

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