忘れらんねぇよ!今でも尊敬しつづけている存在

忘れらんねぇよ!今でも尊敬しつづけている存在

尊敬しつづけている存在

1日の大半を過ごす会社生活。仕事というひとつのタスクをこなしていくちに、一緒に働く方の人間性の深いところを垣間見られることも。そんな中で、今までもそしてこれからも私が尊敬しつづける1人の方をご紹介します。

任せられる喜びを教えてくれた

その方はかつての私の上司でした。彼の仕事のスタイルは、部下に完全に一任する方法。任せたら最後、ほとんど口出しも進捗確認もなし。最初の頃は、「え、大丈夫?」と戸惑いを隠せませんでしたが、1人で決断や得意先との交渉を進めていくごとに、私の仕事スキルはみるみると成長しました。また、ここぞというトラブルのときは、さっと一歩前に出てきてくれる圧倒的な安心感。バックでその上司がドンと構えていてくれるお陰で、担当としてフロントで好きなように仕事ができました。仕事に主体性を持ち、自分の言葉で仕事を熱く語れるようになったのもこの頃です。信頼されること、任せられること、それらの喜びを教えてくださいました。

会社人ではない素の姿を見せてくれた

独身で毎日残業漬け、家・会社・居酒屋のトライアングル生活だった当時の私。上司が時折見せる、会社帰りに時間を見つけてジムに通う姿や、家族や趣味の仲間たちの話は、とても新鮮に映りました。また、今日は予定があるからと、サッと定時で仕事を切り上げる姿勢はとびきり格好が良かったです。会社勤めをしていても、会社員だけでなくいろんな役割をもった多面体の私でもいいのだと、異性でありながら生き方のロールモデルとなりました。

忙しくても、心は亡くすな

尊敬しつづけている存在

ある時、仕事が繁忙で残業続きになり、上司の前で咄嗟につぶやいてしまいました。「忙しい」と。その時、上司がボソッと「忙しいとは、心を亡くすと書くからな」と教えてくれたことを鮮明に覚えています。忙しく働き、たとえその仕事がどんなに成功したとしても、心が乱れて大切なものを亡くしてしまっては意味がないということ。仕事以前に、自分自身を整えることの大切さを教わりました。

【まとめ】

振り返ってみると、今の私が大切にしている仕事スタイルは、この恩師から受け継いだものが本当に多いです。みなさんには、同じような尊敬する恩師はいらっしゃいますか?その方から受け継いだものは何ですか?

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