【行ってみた】職場を盛り上げる取り組み満載!「グッド・アクション」表彰式潜入レポ

【行ってみた】職場を盛り上げる取り組み満載!「グッド・アクション」表彰式潜入レポ

集合写真

2017年2月7日、リクルートキャリアが開催する『グッド・アクション2016』の表彰式にお呼ばれした女子ツク!編集部。働く女子の多彩なキャリアを応援する女子ツク!としては「これは行かなきゃ!」とワクワクしながら会場の品川グランドホールへ向かいました。このプロジェクト、職場がそれぞれ取り組んでいる人材育成やコミュニケーション活性化、モチベアップ施策などについて光を当てて表彰するもの。思わず真似をしたくなるような取り組みや、アレンジすれば明日からでも使えるかもしれない取り組みなどユニークな事例を紹介しています。今年で3回目となった『グッド・アクション』を知ることで、いまあなたが勤めている会社をあなた自身が変えるヒントになるかも!?

藤井編集長 まずはこのプロジェクトを取りまとめる藤井薫編集長から挨拶。リクナビNEXTを取りまとめているからこそ働き方について真剣に考え、表彰されたどの企業にも敬意を払っていました。

鈴木さん 続いてプロジェクトの発起人でもあり推進役でもある鈴木さん。選考段階で直接企業へ訪問し、一つひとつの取り組みに取材をした上で感じたことを語ってくれていました。

それでは、それぞれ受賞された企業と取り組み内容を順にご紹介します。

株式会社バスクリン

株式会社バスクリン

20年前には1万件の銭湯の利用があったが、今では2000件まで落ち込んでいた。看板商品の入浴剤「バスクリン」をつくり続けている同社。社員が何かできないかと考え、『銭湯部』を発足。裸の付き合いをすることでコミュニケーションが活性化し、ベテランから若手へ知識・技術の伝承に成功した。

レバレジーズ株式会社

レバレジーズ株式会社

新規事業立ち上げ、年間120名採用、全国各地へ拠点展開など急成中の同社。ここ数年で社員数が急激に伸びたため、他事業部との連携が取りづらくなっていた。そこで『事業部横断制度』を立ち上げ、「社内勉強会」を開催し、「事業部間交換留学制度」を構築。「事業部交換留学制度」は、今では5人に1人が参加するほど人気になっている。

アイシン精機株式会社

アイシン精機株式会社

夜、居酒屋で同僚と飲んだらついつい愚痴を話してしまうことが多い。では、お昼はどうだろう。同社は会社の未来・個人の目標などを語る「アイシンナンバーワン計画」というランチケーションを開始。定期的にお昼を食べながら部署関係なく想いを語り合うことで、一度退職を考えた若手も目標を見つけ、イキイキと働くようになった。

千代田加工建設株式会社

千代田加工建設株式会社

「世界中にエネルギープラントをつくる」という理念を掲げる同社。社員が目の前の業務に追われ、この理念を詳しく知らない人が多くいる現実があった。そこで社内SNSを利用し、理念に関連したテーマに沿った社員の言葉を「Voice」として集め、写真とともに掲載。世界中に拠点展開している会社だからこそ、理解が深まり、グローバルな一体感をつくった。

株式会社LASSIC

株式会社LASSIC

「全社キックオフで経営理念を体現できることがしたい」と代表の一言で始まった。そんな同社の理念は「鳥取発 ITで、地方創生」。今までホテルで行なわれていた全社キックオフを鳥取県智頭町にある廃校で開催。地域住民の方々と交流するイベントを織り交ぜ、仲間のコミュニケーション密度を明らかに濃くすることに成功した。

フォルシア株式会社

フォルシア株式会社

永遠の問題でもある評価制度にメスを入れた同社。賞与の総額をあらかじめ全社員に公開し、自分以外の対象社員に賞与の支給額を記入する。その集計結果をもとに賞与額が決まる『3C(スリーシー)評価制度』を導入。自分が周りからどんな評価を受けているのかが一目瞭然で、社員が次の評価では積極的に反省点を改善するようになった。

株式会社シグナルトーク

株式会社シグナルトーク

自分で働き方を選択できる『FreeWorking制度』をつくった同社。コアタイム以外の時間帯の出勤・退勤は自由な「成果報酬型」と実働8時間+残業代支給の「時間報酬型」のどちらかを選べる。その他にも少日数勤務や在宅勤務などの制度をつくり、売上を落とすことなく両親の介護や子育てなどの社員の環境変化にも対応できるようにした。

株式会社セプテーニ・ホールディングス

株式会社セプテーニ・ホールディングス

社員の経歴や実績、研修などを全てデータ化し、最適な育成や配置に活かすことができる『人材育成エンジン』。特に特徴的な点は、「相性」を取り入れたところにある。このエンジンを使い、1番バランスのとれたチームづくりをすることで、組織全体の生産性向上、個人のパフォーマンス最大化、離職防止へと導いた。

【まとめ】

『グッド・アクション』は、どの企業もそれぞれの社員の想いから始まっていました。それが声となり、経営者も耳を傾け、結果大勢の人を巻き込むほどの取り組みが生まれています。つまり、どんな取り組みにも何かを改善したいという真剣な人の想いがある。来年もどんな想いが人を動かして、どんな取り組みが生まれるのか楽しみです。どう?あなたの会社で試せそうなアクション、ありましたか?

審査員の顔ぶれ

審査員の集合写真 最後にグッドアクションの審査員をご紹介します。

守島 基博(もりしま もとひろ)
一橋大学院商学研究科教授

アキレス 美知子(あきれす みちこ)
SAPジャパン株式会社 常務執行役員人事本部長
横浜市政策局男女共同参画推進担当参与
NPO法人GEWEL(Global Enhancement of Women’s Executive Leadership)副代表

若新 雄純(わかしん ゆうじゅん)
慶應義塾大学特任講師/株式会社NewYouth代表取締役

藤井 薫(ふじい かおる)
株式会社リクルートキャリア リクナビNEXT編集長

グッドアクション WEBページ
https://next.rikunabi.com/goodaction2016/
グッドアクション Facebookページ
https://ja-jp.facebook.com/goodaction.rikunabinext/

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