言葉で、態度で、気づかいで…思わずグッとくるのはこんな上司

言葉で、態度で、気づかいで…思わずグッとくるのはこんな上司

上司

男女平等とは言いつつも考え方や気の持ちようは、やはり男女で多少の差があるようです。そんなとき職場で「女心」をむき出しにするのは考えものですが、ひっそりと自分の感情や気持ちをおさえて日々頑張っている女子社員はいるはず。そんな女子社員との付き合い方がわからない…何を考えてるのかわからない…なんて悩む上司もいる中で、自然と慕われる上司がいるのもまた事実。(この際、イケメンかどうかというのは置いておきましょう)彼らの違いはいったい何でしょうか?発言?それとも行動?今回は、女子社員から聞いた「女心わかってるな~!」と思う上司の行動をご紹介します。ひとりでも多く、“心のオアシス”と呼ばれる上司が増えますように!

ちょっとした表情の変化も読み取ってくれる

がんばり屋であればあるほど、ちょっとやそっとのことじゃ会社を休めない…そんなふうに思うもの。でもそんな女性にだって失恋の痛みがたえきれないほどつらいときもあるのです。日曜日に彼氏とお別れした彼女。前夜に泣きはらした目を必死で冷やし、憂鬱な気持ちを抱えながら出社しました。まさにブルーマンデー。もちろんどんより落ち込んだまま、仕事もいまいち身が入りません。そんな彼女の表情を察した男性マネージャーは「ちょっといいかな」と別室に。最初こそ「何でもありません」の一点張りの彼女でしたが、次第に心がほどけてきたのか失恋の経緯を話しはじめ、涙がほろり。以前、その彼女が彼氏と長い付き合いであると聞いていた上司は一言。「今日はもういいから会社休め。そんで、海行ってこい、海」。失恋を吐露したことですっかり素直な気持ちになっていた彼女は言われた通り、半休を使って海へ。翌日、なにか吹っ切れた表情で出社してきたそうです。

絶妙なタイミングで差し入れをくれる

女性のメンバーが多い部署をとりまとめる上司が、たまにメンバーへ差し入れをくれるのは決まって夕方。メンバーがぼんやりと疲労感を感じ始める、そんなときにスイーツやアイスなどを差し入れてくれるそう。甘いもの好きが多い女性にとって、この対応は嬉しいもの。しかも、夕方頃というのも大きなポイントです。というのも、16時~17時頃は多くの人が疲れを感じやすい時間帯といわれているから。小腹が空いてコンビニへ行ったり、座りっぱなしの状況から脱するためにたばこ休憩をとるひとも多いのでは?こんな絶妙なタイミングで差し入れをくれるなんて素敵な上司ですね。メンバーの方もうらやましい限りです。

体の構造の違いを理解し、体調不良時にはフォローする

上司

「部下が男だろうと女だろうと、対応や接し方はみんな平等で変えない。けど、体の構造だけはどう頑張っても男女で違うから、そこだけはフォローする」というのは、女性部下を多く抱えてきた上司の言葉。実際にその上司は男女関係なくコミュニケーションを丁寧にとり、激務の中でダウンする女子社員については、心おきなくゆっくり休めるようにフォローをしたそう。“女性だから”という理由でキャリアを積むのが難しかった、簡単な仕事ばかりで話も聞いてもらえなかった「男尊女卑」の時代は終わりつつありますが、体の構造の違いだけはどうにもできないものではないでしょうか。いくら男性社員と同じように働いていても、体力差、そしてホルモンバランスによる体調の変化はあるはず。いやおうなしに体調不良として出てきてしまう場合も…。そこを理解してフォローをしてくれる上司がいるのは、女子社員にとっては心強いものです。キャリアのために体を犠牲にして働く女性も少なくないようなので、マネジメントという点からも理解を示してもらえるといいかもしれません。

まとめ

「女心」という観点からみてきましたが、何事も「思いやり」が大切。そこには男性も女性も関係なく肯定と共感の受け止める心があれば、人は嬉しく思うものです。その中でも女性の方が共感する能力が高いといわれているので、小さなフォローでも心をつかみやすいのではないでしょうか。

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