16新卒は「ドローン型」!?知っておきたい新入社員の傾向と対策

16新卒は「ドローン型」!?知っておきたい新入社員の傾向と対策

4月もそろそろ中旬。ピッカピカの笑顔で入社してきた新入社員たちも研修を終え、それぞれがオフィスという名の戦場(笑)に配属されはじめているころではないでしょうか?と、なると毎年恒例のように起きるのが先輩や上司と新人との間のコミュニケーションギャップ。っていうか価値観の違い。っていうかなにそれアンタおかしくない?という驚き。悲しいけど、これ、毎年繰り返しているのよねえ。

平成28年度新入社員のタイプは…

仕事 キャリア

毎年この時期になると公益財団法人日本生産性本部が発表する「新入社員意識調査・特徴とタイプ」。テレビやネットでも取り上げられて何かと話題になりますよね。ちなみに去年は“消せるボールペン型”でおととしは“自動ブレーキ型”でした。覚えてる?

そんなタイプ命名ですが今年はなんと!あの話題の「ドローン」型なんですって。その由来は「強い風(就職活動日程や経済状況などのめまぐるしい変化)にあおられたが、なんとか自律飛行を保ち、目標地点に着地(希望の内定を確保)できた者が多かった」(※出典:日本生産性本部HP)からですって。加えてスキルアップによってさまざまな場面で貢献する、なんていい感じの解説が。いいじゃんいいじゃん!これは現場での活躍が期待できるかな…?

もちろん注意点も!

さらに読んでいくと「内外ともに社会の転換期にあるため、世界を広く俯瞰できるようになってほしい。なお夜間飛行(深夜残業)や目視外飛行は規制されており、ルールを守った運用や使用者の技量(ワークライフバランスへの配慮や適性の見極め)も必要」(※出典:日本生産性本部HP)とのこと。おっと、このあたりに落とし穴がありそでなさそなかんじ。

これをかみ砕いてみると、要は現場の指導育成マネジメントみたいなのが大事ってことになりますよね。そうしないともしかすると早期離職やメンタルヘルス問題を引き起こしかねないってこと?うーむ操縦者の腕次第なのか!?やっぱめんどくさいゾ、ドローン型の新人諸君。

だいじなのはひとりひとりと向き合うこと

いうまでもありませんが、入社してきた新人全員がこの型に当てはまるわけではありません。あくまで傾向であって、ひとりひとりはまるで違う個性を持った人材だってこと。だからだいじなのはこうしたレッテルやタイプ別に惑わされることなく(おもしろがるのは大賛成だけどね!)、せっかく縁あって入社してきた新人ちゃんを時には厳しく、時には優しく、あくまで愛情をもって目をかけてあげること。

それはバリキャリ派もゆるキャリ派も同じです。どんな職場、どんな仕事でも新人を大事にしない会社はおせじにもいい会社とはいえません。甘やかすのとは違うんですけどね。ん?なに?4月入社の新卒A子ともう2日も連絡がとれてないって?ちょっと、ヤバくない?課長、ドローンの操作ミスしちゃったんじゃないの~!!!

まとめ

まさにイタチごっこの様相を呈している、毎年の「今年の新人タイプ」ラプソディー。いまこの記事を読んでいるあなたも、あなたも、あなただって、みーんな入社時には「○○型」だなんて言われて先輩や上司に恐れられていたんですよ。大丈夫、来年の今ごろはドローン型の彼女たちもこっち側にまわっていっしょに新人にやきもきしていることでしょう。

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