既婚男性が語る!奥さまへの胸キュン告白とシチュエーション

既婚男性が語る!奥さまへの胸キュン告白とシチュエーション

胸キュン告白

理想の告白パターンは数多くあるもの。でも単に胸キュンな告白パターンを知るだけでは物足りない。そこで今回は、結婚というゴールを果たした旦那さまに、奥さまとの出会いと告白のリアルなエピソードを聞いてみました。

 

ご本人は「恥ずかしい」「大したことない」と語っていましたが、どれも素敵な告白ばかり。どうやって交際がスタートしたのか見ていきましょう。

 

【理想の告白1】「一緒に、しし座流星群を見ませんか?」

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回答者:Aさん(31歳)
大手電機メーカーの営業を経て、コピーライターになったというキャリアの持ち主。高校時代に出会った奥さまとは、交際10年を経て結婚。2015年には娘さんも誕生しました。

 

高校2年生の冬。バイト終わりに待ち伏せして……

妻と出会ったのは、お互い高校生のとき。バイト先が同じだったんです、地元のスーパーで。バイトをはじめて3ヶ月間、僕はずっと気になっていましたが、一度も話しかけることはできませんでした。

 

でも若かったせいもあり、なぜか告白しようと決意しちゃって。バイト終わりに言うぞ! と意気込んだものの、やっぱり言えない。お店のドアの外で待ち伏せて、目の前を通り過ぎていく彼女を無言で見送って……。これを3日繰り返しました。どれだけ緊張していたんだ、という感じですね(笑)。

 

とっさに出た言葉は、当時話題だった“しし座流星群”

2001年に“しし座流星群”が大出現すると話題になったこと、憶えている方はいらっしゃるでしょうか。僕が妻に告白を決意したのは、ちょうどこの頃です。

 

今日こそ言うぞという夜を3回繰り返し、どうにか「あのっ!」と勢いで声をかけてみたものの、次の言葉がなかなか続かなくて。何を思ったのか、とっさに出たのは「一緒に、しし座流星群を見ませんか?」でした。

 

彼女はあっけにとられながら「……はい、ぜひ」と。初めて交わした会話がコレです。当時の妻は、よくOKしたなと思いますね(笑)。

 

【胸キュンポイントは?】

高校生という若さもあったと思いますが、告白したいけどできないという初々しさが胸キュンですよね。何も言えなくなるほど好きで、日を重ねるごとに募っていく想い。

 

大人になると忘れてしまいがちな、ピュアハートです。また数百年に一度しか見られないという“しし座流星群”を出した点も、運命を感じさせる演出のようで非常にロマンティック。理想の告白の1パターンと言えるのではないでしょうか。

 

【理想の告白2】「君は僕を嫌いでも、僕は君が好きなんだ」

Cute loving couple is resting in cafe
回答者:Bさん(39歳)
広告会社の営業から雑貨店の店長を経て、現在はコピーライター兼プランナー。現職の職場で出会った奥さまとは、交際3年を経て結婚。2015年に生まれた息子さんのお風呂は、旦那さまの担当だそうです。

 

「タイプじゃない」と言われても、「飲みに行こう」と猛アタック

妻とは会社の同僚でした。自分は制作職、向こうは営業職。職場で顔を合わすたび、好きだな、お付き合いしたいなと思うようになりました。偶然、住んでいるところが同じ駅だったので、まずは飲みに誘ってみようと。

 

お互い、お酒は好きでしたしね。でも最初は、「今日は都合が悪いから」と断られることもあったんです。そんなときは「じゃあ明日は?」「来週ならどう?」としつこくプッシュ。その甲斐あって何度か飲みに行けたのですが、「顔がタイプじゃない」と言われたこともありました。よくめげなかったな、当時の自分(笑)!

 

偶然?それとも必然?お酒がつないだ二人の縁

そんなとき、別の友人と飲みに行った彼女が酔って帰れなくなるハプニングが発生したのです。困ったタクシー運転手さんから、なぜか自分のところに電話が入って。近所だったこともあり、迎えに行き、介抱しました。

 

この出来事は、大きなきっかけでしたね。彼女からの信頼度は上がり、お互いの距離も縮まったイメージ。二人で会える機会も少しずつ増えていきました。「そろそろ告白しよう。もう言っても良い時期だ。」そう思い、「君は僕のことを、そんなに好きじゃないかもしれない。でも僕は、大好きなんだ」と伝えたんです。

 

勝負は5分5分だと思っていました。しかし結果は、お付き合いOKと! あんなに真剣になったのは、人生で初めてだったかもしれませんね。

 

【胸キュンポイントは?】

「草食男子」という言葉が流行り出して、早数年。イマドキ、ここまで猛アタックする男性がいること自体が、胸キュンです。「女の子にフラれたくないから告白できない」という草食男子に喝!

 

相手に好かれているかより、自分が好きかを重視した彼は、すごくステキだと思います。また運命のいたずらとも思えるハプニングも、理想の告白のエッセンスになったと言えるのではないでしょうか。

 

【理想の告白3】「遅くなってごめん。付き合ってください」

Wedding rings on piano
回答者:Cさん(36歳)
バンドマン・バーテンダーを経て、現在はIT企業のインフラエンジニア。趣味を通じて出会った奥さまとは、交際3年を経て、結婚。誕生した娘さんもご両親の音楽センスを引き継いでおり、幼い頃から歌や楽器が得意だそうです。

 

さみしい誕生日を過ごしたくないと必死にアピール!

妻と出会ったのは、音楽を趣味とする人たちが集まるセッションイベントでした。自分はドラムで、妻はキーボード。共通の趣味があったので、仲良くなるのは早かったですね。

 

でもすぐに恋愛対象になれていたかというと、そこは疑問。クールなタイプの彼女にどうにか近づけないかと考え、出した答えが「来週の誕生日、一人で過ごしたくないなー」と必死にアピールする作戦でした(笑)。

 

ちょうど、誕生日が近かったのでね。これが上手くいったのか、2人の共通の友人を含めた3人で、誕生日パーティーを兼ねた食事へ行くことになったのです。

 

友人がぎっくり腰⁉急遽、二人で会うことに

ところが当日、共通の友人からぎっくり腰になったと連絡が。はじめはウソかと思ったのですが、これが本当で。友人には申し訳ないですが、正直うれしかったというのが本音ですね(笑)。

 

この日をきっかけに、デートを重ねるようになりました。ハッキリと告白はしていませんでしたが、事実上、恋人同士。彼女も同じ感覚だと思い込んでいた矢先、事件が起きました。

 

ある日のデートの帰り、彼女の家に上がろうとしたら「ちゃんと告白もしていないのに、上がるなんて!」と激怒されたんです。「え! 僕たち、付き合ってたんじゃないの⁉」と、本当にびっくりしました。でも、確かにそのとおりですよね。

 

軽々しかった自分の行動を反省し、翌日謝罪とともに「お付き合いしてください」と改めて告白しました。

 

【胸キュンポイントは?】

何はともあれ、男性に最も必要なのは「誠実さ」だと思います。この彼のように、すでに付き合っていると思っていた彼女にキレられたとき、即座に身に引き、素直に謝れる男性は、世のなかにどれだけいるでしょう。

 

パートナーの考えや価値観を尊重する姿に、胸キュン。理想の告白とは、もしかしたら誠実でまっすぐな告白なのかもしれませんね。

 

実は身近にあるかもしれない運命の告白

あの告白がなかったら、今の幸せな結婚生活も、愛するお子さんに出会うこともなかったかもしれない。すべてのスタートとなっている、まさに運命の告白。

 

でもそんな人生を決める瞬間は、意外と日常に転がっているものかもしれません。たとえばこのあいだされた、あのイケてない彼からの告白が、幸せをつかむ扉なのかも⁉

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