【実録】本当にあったトンデモ取引先とその対処法

【実録】本当にあったトンデモ取引先とその対処法

頭を抱える女性

気分屋の上司、アドバイス無視の部下、時間を守らない同僚…など、どこの会社にもトンデモ社員はいるのではないでしょうか。そんな人たちと仕事をしていると困ることも多いと思いますが、社内であれば誰かから遠まわしに伝えてもらえたり、直接指摘するなどなんだかんだで解決できると思います。しかし、取引先となれば話は別。慎重に対応しなければ、会社と会社の問題に発展しかねません。「そのまま我慢するのもイヤだし、下手に対応できないし…」と悩んでいる女子ツク!読者のみなさんのために、今回は実際に存在したトンデモ取引先とその対処法をセットでご紹介します。

トンデモ取引先その1:セミナー勧誘

とある会社から受注を獲得したAさん。取引先との関係は良好で、話しているうちに意気投合し、プライベートの話もする仲に。ある日、そんな受注先の店長から1本の電話がかかってきました。なんだろう、と思いながら電話に出ると「とりあえずお店にきてほしい」とのこと。「何かトラブルがあったのかな」と焦ってお店を訪ねると「待ってましたよ!」と明るい声でいう店長さん。その手には一枚の紙がありました。何かトラブルがあったのか聞くとどうやらそうではない模様。なんで呼ばれたんだろうと疑問に思っていると「Aさん、お金儲けしたくない?」と1枚の紙を差し出されました。その紙には、見るからに怪しいセミナーの詳細が。「儲かる方法を教えるセミナーがあるから、Aさんに来てほしいの」とにっこり笑う店長さん。怖くなって「行けたら行きます」と急いでお店を出てきたそう。Aさんのようにセミナーに勧誘されてしまったら、ハッキリ断って大丈夫。そんなところは契約を切られても良いです。絶対に引っかからないと思っていても、一度行ってしまったら最後。しつこく勧誘されちゃいますよ…!

トンデモ取引先その2:サシ飲み提案

最近、新規開拓に成功したBさん。その会社の部長さんから異常に気に入られていたそうです。やたら「2人で飲みにいこうよ」と誘ってくるので、Bさんはうんざりしていました。「また今度機会があれば」と遠まわしに断っても「今、2人で飲みたいんだよ」としつこくサシ飲みの誘い。ハッキリ断りたいなぁとは思ってはいても、大切な取引先。むげにはできません。Bさんはどうして良いか分からず、その場で上司に相談。仕方なく、上司が同席するなら良いと伝えることに。それからは、しつこく誘われることはなくなり、Bさんの悩みも解消されたそうです。しつこい誘いに困っている人は「会社の規定でお客さんと2人で会うのはダメ」と伝えると良いかもしれませんね。

トンデモ取引先その3:借金要求

困った顔の女性

Cさんには、長年付き合いのある、信頼関係を築いていた取引先がありました。ある日、その取引先から「相談がある」と電話が。心配になってお店に向かうと「お金、貸してくださいよ」とヘラヘラされたそう。聞くと、取引相手はギャンブルで給料が飛び、今月の家賃が支払えない状況。「家族や友達にはもう既に借金しているから借りられないし、もうあとはCさんしかいないと思って!」とにっこり。そのひとことで、取引相手に対する今までの信用が一気に崩れたそう。Cさんのように、借金したいと言う取引相手に出会ってしまったら、絶対に貸さず、その会社の上司や総務に報告しましょう。

【まとめ】

もし、今取引先の人に困っているのであれば、まずは上司に相談しましょう。きっと、何か解決策を一緒に考えてくれるはず。1人で抱え込んで、取り返しがつかないことになってからじゃ遅いです。不安なことがひとつでもある場合は、逐一報告するようにしてくださいね。

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