おじゃりもうせ!種子島独女旅レポ(1)~種子島基礎知識編~

おじゃりもうせ!種子島独女旅レポ(1)~種子島基礎知識編~

種子島の海岸

女子ツク!編集部の椎野です。突然ですがワタクシ、3月に人生初の有給をとって2泊3日の「種子島」旅行に行ってきました。なんでそんなところに行こうと思ったのかって?それは、SNSに載っていた種子島の自然の写真を見て、ひと目惚れしたから。大きな岩のある砂浜、神の宿りそうな大樹など…適度に人の手が入りつつも、古くから共存してきた神秘的な島の自然に実際に触れてみたいと、思い切って単身行ってみることにしたんです。

そこで目にした種子島の自然豊かなスポットを、せっかくなので紹介したいと思います…が!出発前に「種子島に行ってくる!」と同僚や友人に伝えたところ、返ってきたのは「え?種子島ってどこ?」「東京都だっけ?(※大島と勘違いしている模様)」など散々な回答の数々…(涙)。所在がわからない、知らない人も多いようなので、先に種子島について少し紹介しますね。

そもそも、種子島ってどんなどこ?

種子島の位置

しょぞく:鹿児島県
ごきんじょ:屋久島(船で片道約55分、3,800円!!)
おおきさ:南北に長い(444.3㎢で、沖縄の約5分の1、屋久島と奄美大島の方が広い)
みため:想像以上にデカい、高い山がない、平坦
※左下の写真は映画「君の名は。」に出てきたコンビニです!

種子島の猫

自然あふれる離島というと、人があまり住んでいないと思われがちですが、種子島はそれなりに人が住んでいます(写真のように猫もいます)。種子島は、北から南にかけて港町である「西之表市」、空港のある「中種子町」、ロケット発射場のある「南種子町」と3つの市町に分かれており、特に西之表市は港町ということもあってか、人口が集中して比較的栄えているようです。実際に行ってみたところ、たしかに人は多い方で、宿や飲食店などの商業施設も結構ありました。とはいえ、昭和の邦画に出てくる港町のような感じで、そんなに都会的な空気ではないところが良かったですね!

種子島への行き方

鹿児島空港

都内から種子島まで、飛行機の直行便はありません。羽田または成田空港から鹿児島空港へ行き、そのまま飛行機か、港から出ている高速船またはカーフェリーを乗り継いでようやく上陸できます。
しかし、鹿児島空港から港(鹿児島南埠頭)まではバスやタクシーで約50分強(!)かかるため、ズボラな私は迷わず飛行機での乗り継ぎを選択。乗り継ぎ便の運航会社はJAL系列なのでJALで行けばスムーズに乗り継げます。ちなみに、残念ながら鹿児島~種子島便は1日3便しかありませんので、乗り継ぐ際のタイムスケジュールには気をつけましょう。

鹿児島空港をバスで移動

私は朝10時台の便で羽田を出発し、鹿児島に着いたのがお昼頃。そこから搭乗ラウンジで1時間ほどボーッとしたのち、やっと種子島便の乗り継ぎへ。しかし、ここでびっくりしたことが…!
種子島へ向かう飛行機は、いつも利用している飛行機よりかなり小型のもの。空港と機体の搭乗口を直結することができないので、一度飛行場に降りて、バスに乗って飛行機へ向かいます。バスから降りると、目の前に飛行機の搭乗口へ続く小さい階段が…あれ?テレビでやっていたエラい人の来日報道で見たような…(笑)。飛行場から直接機内へ乗り込むなんて、もちろん初体験。種子島へ上陸する前のちょっとした冒険でした!

種子島空港

鹿児島から種子島までは飛行機で約40分。窓にうつる青い海を眺めていたらアッという間に到着します。種子島空港はこぢんまりしていて、出口もひとつ。羽田や成田の案内板迷宮に翻弄されることもなく、旅の移動で疲れたからだにはやさしい空港です(笑)。

泊まるところは?

今回泊まった宿は、「ゲストハウス こうわ」さん。ゲストハウスといっても、他の宿泊客と同部屋ではなく、個別にワンルームの部屋に泊まれるようだったのでここにしました。キッチン付きの共用スペースもあって、本来なら他の宿泊客と交流もできたようですが、そのときの宿泊客は私の他に誰もおらず、貸切状態(笑)。ちなみにロケットの打ち上げ時期になると、島外から関係者や観光客が多数訪れるので部屋が満室になるみたいです(それで実際、宿泊予約をするときに旅行時期を一週間ずらしました…)
島内にはこういったゲストハウスが点在しているほか、ホテル、民宿もあります。旅のスタイルや同行者の人数などによって使い分けるといいでしょう。

【まとめ】

生粋の都会っ子&インドア派の私ですが、人は思い切るとどこにでも行けるもんです。とはいえ、船や飛行機の乗り継ぎがあると、思った以上に時間も労力もかかるので疲れますが、簡単に行けないのが離島の良いところ(きっと)。次回は私が実際に行った種子島の自然あふれる観光スポットについて紹介します(ここからが本番!)。

続きの記事はこちら:おじゃりもうせ!種子島独女旅レポ(2)~観光スポット紹介編~

一部撮影:nogibana(夕日の海岸)

種子島観光協会

http://tanekan.jp/

女子旅に関連する記事

この記事を読んだ人はこの記事も読んでます